チェーンソーを使った大胆な技法もさることながら、繊細な表現や、緻密なコンセプトに裏付けたされた大平龍一氏の作品は多くの人々を魅了している。
その大平氏の作品を生み出しているアトリエはガレージを改造した空間だ。
特に気温はほぼ屋外と同等の環境の中で暖をとることは非常に重要。
そんな大平氏の足元や手先きを Sam little は支えている。
大平龍一氏は、日本の彫刻家であり現代美術家。
チェーンソーを使用した作品作りのスタイルや、バーナーで作品をあぶり炭化させる表現、大量の5円玉を使用した空間デザインなど型破りのスタイルが注目される。
最近ではゴジラやスターウォーズなどのIPを使用した作品などを手掛けている一方、自身からもパイナップルをモチーフにした「ソフビップル」を世に送り出すなど、その活動範囲の広がりは止まることを知らない。
学位は博士(美術)(東京芸術大学・2011年)。
現代美術ギャラリーNANZUKA UNDERGROUND所属している。